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2019年6月13日木曜日

【続報】2019年6月13日、福島県郡山市の今「東山霊園」のフレコンバック

 2019年6月13日、福島県郡山市の今。「東山霊園」のフレコンバック

 【謝辞】本日の道案内をしてくれた橋本あきさんに感謝申し上げます。
橋本さんは、チェルノブイリ法日本版制定を願う人たちの原点「正しく怒る」(以下のプレゼン資料50頁)、これを文字通り地で行く、「郡山のチコちゃん」です。


2018年12月に、福島県で初めてのチェルノブイリ法日本版の学習会を郡山市でやったとき、「郡山のチコちゃん」こと橋本あきさんの案内で、市内各所を案内してもらいました(その報告は->こちら)。ただし、時間切れで、市内の仮置き場のフレコンバックの移動先になっている東山霊園(郡山駅から南東約10キロにある市営墓園)を訪れることはかないませんでした。

      2018年11月橋本さん撮影の東山霊園の奥のフレコンバック(その1)
  同じく(その2)

半年後の6月13日、友人の火葬のため、 東山霊園を訪れた機会に、上の写真(赤丸部分のフレコンバック)の現場を撮影しました。実は郡山駅に戻る途中で、急に、えも言われぬ頭痛に襲われ、東京にもどっても頭痛が抜けませんでした。この日、線量計を持参しなかったことが悔やまれてなりません。

東山霊園の中のフレコンバック(その1)
 橋本さんの叔母さんが眠る墓地から眺めた風景が上の写真で、墓地の奥に、ステンレス板で覆われてフレコンバックが積まれています。今回、赤丸で囲んだ部分を撮影したのが以下です。

 上の写真の赤丸部分ではボンヤリ黒い点が見える程度のものが近づくと、



さらに近づいて、ステンレス板の隙間から撮影すると、

その隙間にiPadを差し込んで、左右を撮影すると、


東山霊園の中のフレコンバック(その)(管理事務所脇)
  東山霊園の東側に置かれた管理事務所(→全体図参照)の脇に、上記の写真(その2)の通り、フレコンバックの大規模な置き場が出現。

 近づくと、


 さらに近づくと、



近づくと、除染等により生じた「放射性廃棄物」と表示しておらず、「除去土壌」 とある。説明責任ゼロ、啓蒙精神皆無。ボ-としていると、何のことだか分からないようになっている。

【追悼】
この記事を、この日、東山霊園で荼毘に伏された、元「ふくしま集団疎開裁判の会」代表の井上利男さんに捧げます。井上さん、安らかにお眠り下さい。

  【速報】本日、野田首相に、首都圏反原発連合を通じて、「ふくしまの子どもたちの集団避難の即時実現」の申入書を手渡しました

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2012年8月22日
野田佳彦 内閣総理大臣
「ふくしま集団疎開裁判」の会
代表 井上利男
「ふくしまの子どもたちの集団避難の即時実現」の申し入れ

 道徳の究極の原理は「命こそ宝」であり、全ての政治の原点はこの命を守ることにあります。とりわけ社会の最も弱い立場の、傷つきやすく大切な存在である子どもの命を守ることこそ政治に課せられた最重要の使命です。
いま、この命が最も危機に瀕しているのが3.11以来放射能の被ばくを日々受け続けているふくしまの子どもたちです。
放射能は目に見えず、臭いもせず、痛みも感じない、そのため、その恐ろしさを私たちの日常感覚では理解できません。放射能の恐ろしさは科学、それも政治・経済の圧力に屈しない正しい科学の目を通して初めて理解できるものです。
チェルノブイリ事故が子どもたちを襲った健康被害の惨状をつぶさに観察・追求し、正しい科学の目を備えた海外の科学者、医師たちは、「いま、ふくしまの子どもたちの命が危ない」と次のように警告し、世界の話題になっています。

本年4月26日福島県から発表された甲状腺の「福島県民健康管理調査」で、13市町村の3万8000人の子どもたちの35%に「のう胞」が発見された問題に対して
・「この子どもたちは追跡調査をしてる場合じゃありません。のう胞や結節などの全ての異常は直ちに生体組織検査をして悪性であるかを調べるべきです。 こういった甲状腺異常が一年も経たないうちに現れるというのは早過ぎます。普通は5~10年かかるものです。これは、子どもたちが大変高線量の被曝をしたことを意味します。もしも悪性なら甲状腺の全摘出が必要です。子どもたちに甲状腺結節やのう胞があるのは、異常極まりありません!」(昨年4月、NYタイムズに「安全な被曝量というものはない」を寄稿した被曝問題に詳しいオーストラリアのヘレン・カルディコット博士)

・カルディコット博士の上記見解に同意します。福島原発事故後にこれほどすぐに、多くの子どもたちに甲状腺の嚢腫や結節が見られることに驚いています、なおかつこの事実が世間に広く知られていないことに驚いています。(Business Insiderの取材に答えたアメリカ甲状腺学会次期会長、コロラド医学大学の内分泌科チーフのブライアン・ホーゲン博士)

低線量の内部被ばくによる健康障害が直接被ばくした本人のみならず、その第二世代により強く現れ、第三世代にはもっとより強く現れるという問題に対して(本年5月の講演「福島の失われた時間」)
「(放射能による)遺伝的損傷は、また特にゲノムの不安定性の原因となる遺伝子周辺の損傷は、親よりも子孫たちに、より重い状態で出現するという発見は、研究者たち驚かせた。世代から世代へと危険がどんどん高まっていくのである。‥‥『原子力事故が変異を引き起す力は、これまで疑われていたよりもはるかに重大であることを、今や私たちは認識している。真核生物のゲノムには、これまでは決して起りえないと考えられていた水準の件数で、変異が起ることを認識している』1996 年4 月25 日号「ネイチャー」誌の編集後記。‥‥(福島に対し)日本政府は何をすべきか。これ以上汚染と被ばくが続くことにより、遺伝的な損傷がこれ以上悪化することを遺伝学者の指導によって食い止めなければならない。」(元WHO専門委員、スイス・バーゼル大学医学部名誉教授のミシェル・フェルネクス博士)

昨年9月21日、衆院議員会館での講演「チェルノブイリ事故後のドイツ・欧州」
「福島の避難区域は、補償しなければならないという経済的理由によって小さく設定されている。政府が最優先で守らなくてばならないのは子どもたちであって、原子力産業ではない」
(ドイツ・ミュンヘン大学教授、ドイツ最大の環境団体FoEドイツ代表のフーベルト・ヴァイガー氏)

正しい科学の目から見て、ふくしまの子どもたちの命はいま途方もない危険な事態にあります。
2009年の最新データによれば、350の英語論文を元にしたIAEAの従来の公表記録に対し、ベラルーシ語、ウクライナ語、ロシア語を中心とした5000の論文に基づいたヤブロコフ・ネステレンコ報告はチョルノブイリ事故により98万人以上の人々が命を失ったと報告しています。このままでは、人口密度がチョルノブイリの15倍()とされる福島県で今後どれほど膨大な数の被害者が発生するのか、想像を絶するものがあります。
では、どうすればよいのでしょうか。簡単です。今すぐ、子どもたちを放射能の被ばくから逃がすのです。なぜ今すぐか。チェルノブイリで世界標準とされる住民避難基準が採用されたにもかかわらず、98万人もの犠牲者を出したのは、その住民避難基準が不十分だっからではなくて、その基準の採用が事故後5年も経過してからで、人々はその間ずっと被ばくし続けていたためで、避難するのが遅すぎたのです。だから、今すぐ避難する必要があるのです。かつて、「国を守る」心得として「備えあれば憂いなし」を好んで口にした首相がいましたが、その格言は「命を守る」心得として、今こそふくしまの子どもたちの命を守るための集団避難として、直ちに実行されるべきです。

「子どもの命を救う」ことは国の最低限の道徳的責務です。人権保障すらなかった、かつての軍国主義国家日本でも、また全体主義国家ソ連でも行ったことです。ましてや、憲法で国に「子どもたちを安全な環境で教育を受けさせる」義務を定め、世界の先進国・経済大国となった今日のわが国でそれができない理由がありません。のみならず、そもそも日本政府は福島第一原発事故の加害者です。加害者は被害者を救済する義務があります。しかも子どもたちは遊んで原発をこわしたのでしょうか。子どもたちは福島へ原発誘致を賛成したのでしょうか。日本政府は加害者でありながら、福島第一原発事故に責任も関係もない100%被害者である子どもたちを救護しようとせず、このまま放置する行為は過去に例を見ない憲法違反の重大な人権侵害行為です。そして、この事実を知った国際社会から、国際法上の犯罪である「人道に対する罪」にも該当する重大な違反行為であると非難されたとき、どうやって釈明するのでしょうか。

郡山市の14名の小中学生は、昨年6月、苦しみの中で救済を求めているふくしまの子どもたちの声に耳を傾けようとしない文科省と自治体の人権侵害行為をただすため、「人権の最後の砦」である裁判所に避難の救済を訴え出ました(通称「ふくしま集団疎開裁判」)。裁判はいま二審の仙台高等裁判所に係属中で、先ごろ、10月1日に裁判を開くという異例の決定が出され、子どもたちの避難の申立を却下した一審判決が見直される可能性があるという重大な転換を迎えました。

かつて世界大戦からの復興にあたって「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」(憲法前文)と宣言した日本政府がこれ以上国際社会から「子どもの人権侵害の歴史に永遠の汚点を残した」と言われないように、また、ふくしま集団疎開裁判の重大な転換期にあたって、裁判所から「日本政府の放置は子どもたちの命を脅かす人権侵害行為である」と指摘される前に、原発事故からの復興の最優先課題として「命の復興」を掲げ、次の措置を直ちに実行することを切に求めるものです。

18歳以下の子どもたちを今すぐ被ばくの安全な場所に集団避難させること。
                                                                                 以 上

{}崎山比早子「チェルノブイリ大惨事による健康被害の実相:二つの報告書から--無視され続けてきたがん以外の健康被害」1157頁左段2行目(雑誌『科学』2011年11月号)


2019年6月11日火曜日

【報告】静岡県静岡市、6月8日(土)市民立法「チェルノブイリ法日本版」学習会「戦争と平和--私たちは放射能を忘れたがっている。しかし、放射能は忘れさせてくれない。非日常の非人間的現象の3.11ショックから立ち直り、正気に帰るための問い直しが不可欠--」

2019年6月の市民立法「チェルノブイリ法日本版」学習会を、 6月8日(土)、静岡放射能汚染測定室主催、第8回総会記念講演会として、静岡県静岡市の「アイセル21」でやりました。

参加人数は20名前後?とい事前の予測に反して、73名(内スタッフ9名)+子ども6名 計79名の参加となり、学習会後の、育てる会の賛助会員の申込も17名となりました。

静岡の水面下で、何か地殻変動が起きているのではないかと予感し、その意義を考えさせられた1日でした。 




以下、当日の動画とプレゼン資料&配布資料です。

動画
柳原敏夫の話(その1)(約32分)


柳原敏夫の話(その2)(約32分)


柳原敏夫の話(その3)(約33分)


柳原敏夫と参加者の質疑応答


育てる会のメンバー(岡田俊子、松本徳子)のスピーチ。


主催者代表馬場利子さんより閉会のあいさつ

 
プレゼン資料(全文のPDFは->こちら

http://1am.sakura.ne.jp/Chernobyl/190608Shizuoka-presen.pdf

配布資料(PDFは->こちら
 
市民立法「チェルノブイリ法日本版」実現のため、世界への接近の仕方                                  2019年6月8日
                                   柳原敏夫
1、雑念を払う。その時、真理が稲妻のように人々の心に届く 
 雑念を払ってみた時、311以後の日本政府の正体は民主主義国家とは「あべこべ」の独裁国家ではないのか。天安門事件の中国政府の正体と同じように、犯罪者ではないのか。
 雑念を払ってみた時、311以後の市民運動の姿は、かつての水爆禁止運動、公害運動、情報公開法の市民立法運動等にくらべ、未曾有の巨大過酷事故の現実に追いつかず、劣化が著しいのではないか。

2、「人間離れ」した世界を体感する試み。その時、未曾有の巨大過酷事故の現実に少しでも追いつく 
 なぜ原発事故から目をそむけてしまうのか。単に怖いからではなく、放射能それ自体が「人間離れ」していて、非日常的世界の現象であるから。原発事故の現実と向かい合うための第一歩は、人間が体感(経験)できる対象として放射能を再発見する必要がある。その時、原発事故の途方もない現実に近づける。

3、願いを持つ。それも未曾有の巨大過酷事故に匹敵する願いを持つ。その時アクションに踏み出せる 
 けれど、原発事故の途方もない現実は私たちが人類史の最終章の絶壁に立っているかのような気にさせる。その絶望の気持ちから、もう充分生きた自分だけだったらもういいと思っただろう。しかし、未来しかない幼い人たちは「それは身勝手だ。そして不条理だ」と思うだろう。その時、311以後露呈した不条理な「あべこべ」をただすためのありったっけの願いを総結集して、未曾有の巨大過酷事故に負けないだけの巨大な願いで取り組むしかない。それが絶望と巨大な願いを背負ったチェルノブイリ法日本版。

4、「新しい酒は新しい皮袋に盛れ」、それがチェルノブイリ法日本版 
 福島原発事故で私達は途方に暮れた。日本全土と近隣国を巻き込み、過去に経験したことのない未曾有の無差別過酷災害だから。ところが未曾有の事故にもかかわらず、従来の災害の発想(災害救助法等)で救助・支援が行われ、そして支援は打ち切られた。「新しい酒は新しい皮袋に盛れ」、これが私たちの立場。未曾有の無差別過酷事故には未曾有の無差別の救済が導入されるべし、それが健康被害が発生しようがしまいが事前の一律救済を定めた、原子力事故に関する世界最初の人権宣言=チェルノブイリ法。

5「子どもたちを被ばくのロシアンルーレットにさらさない」、それがチェルノブイリ法日本版
 福島原発事故で私達は途方に暮れた。放射能は体温を0.0024度しか上げないエネルギーで人を即死させるのに、目に見えず、臭わず、痛くもなく、味もせず、従来の災害に対して行ったように、五感で防御するすべがないから。人間的スケールでは測れない、ミクロの世界での放射能の人体への作用=電離作用という損傷行為がどんな疾病をもたらすか、現在の科学・医学の水準では分からないから。危険というイエローカードが出せない。にもかかわらず、危険が検出されない以上「安全が確認された」という発想で対応し(3日の福島県の甲状腺検査評価部会)、その結果、人々の命、健康は脅かされた。「危険が検出されないだけでは足りない。安全が積極的に証明されない限り、人々の命を守る」、これが私たちの立場。人々の命を被ばくというロシアンルーレットから守る。なぜならロシアンルーレットが当たったら、損傷した命、健康を元に戻すことは不可能だから。それが予防原則、これを明文化したのがチェルノブイリ法。

6「苦悩という避難場所から脱け出し、真の避難場所に向かう」、それがチェルノブイリ法日本版
 福島原発事故で私達は途方に暮れた。最初、人々は除染で放射能に勝てると教えられたが、それが無意味な試みと分かると口を閉ざしたから。避難できず、苦悩が人々の避難場所となった(2011.7「この哀しみ、この怒り、このいらだちをいつ、どこで、誰にどうぶっつけていいものやら」)。「苦悩という避難場所から脱け出し、真の避難場所に向かう」、これが私たちの立場。それが美しい謳い文句にとどまらず、現実に、安全な避難場所に避難する権利を保障したチェルノブイリ法。

7、「一人一人の市民の力で作る」、それが市民立法チェルノブイリ法日本版
 原発事故の本質は戦争です。国難です。他の全ての課題に最優先して、その全面的救済を実現する必要があります。同時に歴史の教えるところは、国難において、国家はウソをつく、犯罪を犯す。国難において現場にどんな悲劇があっても、一人一人の市民がその生死をかけて立ち上がらなければ何も生まれない(田尻宗昭)。1997年に市民が作った対人地雷禁止条約も、1991年、2人の市民のアクションから始まった。それ以外にも、私達には公式の日本史には載らない。以下の栄光の市民運動の歴史がある。
1872年 江藤新平らが、司法権の独立と民が官を裁く先進的な行政訴訟を作る。
 1954年、杉並の主婦から始まった水爆禁止署名運動
 1964年、三島・沼津の「石油コンビナート反対」の市民運動
      →政府を震撼させ、1967年、世界初の総合的な公害対策基本法を制定させた。
 1969年、翌年、歴史的な公害国会(公害対策基本法の「調和条項」を削除)を引き出した東京都公害防止条例制定の市民運動
 1995年、霞ヶ浦再生を、市民型公共事業として取り組んだアサザ・プロジェクト
1999年、市民主導で、1982年山形県金山町で条例制定の第1号、日本各地の条例制定の積み上げの中から制定を実現した情報公開法
これらの「希望の扉」の全てを叩き、開いて、市民主導で日本各地から条例制定を積み上げて法律を作るという、市民立法「チェルノブイリ法日本版」を実現し、3・11以後正義と不正義があべこべとなった事態をただし、平和を創る――それが3・11以後の私たちに残されていること。
以上が、2018年3月スタートした、市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会(略称「育てる会」)の市民運動

8、さいごに (斉藤隆介作・滝平二郎絵)「八郎」より
むかし、秋田に、 
八郎という名の山男が住んでいた。八郎は、かしの木ほどもある大男。なのに、彼の口癖は、
あーあー、おら、もっと おっきくなりてえなあー、おっきくなりてえなあー
でも、なぜ自分が 大きくなりたいと思うのか わからなかった。
しかし、とうとうその時が訪れた。
或る時、小さな子どもと出会い、子どもとの経験を通じ、自分の心の秘密を知り、こう叫んだ。
わかったあ !  
おらが、  なしていままで、  
おっきくおっきく  なりたかったか !

・・・私たちも、八郎のように、確信を抱いて叫び続けたい。
あーあー、おら、もっと おっきくなりてえなあー、おっきくなりてえなあー                                      (2019.6.7)

 
 

【お知らせ】ニュースレター第10号の発行(2024.12.8)

   市民が育てるチェルノブイリ法日本版の会では、全国各地の会員の日々の取り組み、活動を随時、ニュースレターにして発行、賛助会員その他支援者の皆さんに配布しています。 これまでのニュースレター      第1号 -> こちら      第2号 -> こちら      第3号 ->...