日時:11月23日(木・祭日) 16時~(オンライン)
主催:市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会
●お話して下さる3人の方々は、
ご自分の避難の体験から市民立法・チェルノブイリ法日本版の必要性を強く感じ、
日本版の会員になり、其々の地で活動をして下さっています。
●なぜこの人たちの話を聞きたいと思ったのか(司会担当の柳原敏夫)
それは袋小路から抜け出す突破口が見つかるかもしれないと思ったから。
私は今年の夏に2回、初めて福井の地に足を踏み入れました(その報告はー>こちら)。そこで、初めて次のことを知りました。それは、
ひとたび原発事故が起きたら、そこでどうやって避難し、どうやって生き延びたらよいのか、
それについて考え始めるとそれは個人の手に余る大問題で、結局、袋小路に入ってしまい、思考停止するしかない状態に陥っている人たちがたくさんおられるということでした。
そこで、その思考停止を一種の「心の避難場所」にして、それで辛うじて精神のバランスを保っているという大変な状態にあることも初めて知りました。
その上で、私は、これが原発立地に住む人たちの運命、宿命、避けて通れない唯一の態度なのだとは思わないのです。まだちがったもうひとつの選択肢、態度決定の道があると信じるのです。その最大の理由は福島原発事故で実際に避難して、生き延びた人たちがおられるからです。
一生にいっぺんしかないような未曾有の避難生活の中から、避難者の人たちが経験し掴んできたことが、必ずや、袋小路に入り思考停止を余儀なくされている原発立地に住む人たちの精神状態に風穴をあけるきっかけになると信じます。
その生きた実例が来週23日の日本版の会のイベント「3人の避難者のお話を聞く会」です。
この日は、避難者の人たちがどのような思いで避難生活の苦難を乗り越えてきたのか、なにが市民立法「チェルノブイリ法日本版」の必要性に目覚めるきっかけになったのか、3人の皆さんの体験をズカッと語ってもらおうと思っています。
原発事故の不安の中で眠れぬ夜を過ごし、袋小路に入ってしまった方々こそ、その袋小路から抜け出すヒントを掴むためにも、是非、この日のお話会に参加して頂きたいと願っています。
●参加費:無料
申込み先:toshiko_english@xf7.so-net.ne.jp
(岡田まで)
ご参加ご希望の方は11月21日までに
氏名とzoom名、住所(県名)をお知らせ下さい。