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2023年9月22日金曜日

【報告】福井県越前市での学習会の報告です。

8.2526 福井県(若狭町、越前市)、石川県(金沢市)の学習会 に参加して

本会正会員 岡田俊子(埼玉県さいたま市在住)


  柳原さんによる3か所での日本版の学習会はとても中身の濃いものでした。いずれの会場も日本版の会の会員さんがお知り合いの方達を誘い、会場の準備等をして下さったのでした。

  柳原さんは7月にも訪れ、8月に再訪なさるというので、何かお役に立てればと会員の大庭さんと私もご一緒する事になったのでした。

8月25日は敦賀市在住の会員・Hさんが駅まで出迎えて下さり、急ぎ若狭町の会場へ向かいました。 

  Hさんとはメールのやり取りなどはしていましたが、お会いするのは初めてだったのでとても感激しました。会場にはとても熱心な方達が多く参加して下さり、終わった後も名残惜しく場所を変えて交流を深めることが出来ました。Hさんには宿まで送ってもらい、月の学習会に参加して下さった宿主さんを交えて遅くまで談笑して楽しい晩になりました。

 翌朝 宿主さんがHさんと待ち合わせた敦賀駅まで車で送って下さり、Hさんは次の会場・越前市へ向う途中に寄り道して「美浜原発」と「もんじゅ」を案内してくれました。   

 福島県いわき市出身の私は県内に原発がある事は知っていても原発をみたことはありませんでした。若狭湾の素晴らし景色の海岸沿いに不釣り合いな美浜原発を間近に見た時の驚き、そしてすぐそばの砂浜では夏を満喫して泳いでいる人達や魚釣りを楽しんでいる人達を見た時は信じがたい光景に正直驚くばかりでした。越前市へ向かう車中では原発反対を声高に言えない複雑な思いなど色々話してくれました。

もんじゅ

 越前市では正会員・酒田さんが首を長くして待ってくれました。 彼とは月一のZoom会議でお会いしているものの、感激の初対面でした。毎日のスタンディングや原発前での抗議活動に頭が下がります。

 この会場ではご自分の福島事故との関わり、その後の心の葛藤など苦しい胸の内を涙を浮かべながら話して下さった若い男性がいました。日本版との出会いで救われた思いが   すると言って下さったので、お仲間をつくって共に歩んで下さるといいな~と思いました。

次の会場は越前市からの帰途の途中でもある金沢市。7月の越前市での学習会に酒田さんのお誘いで参加して下さった会員さんが、今回金沢で是非学習会をお願いしたいとのお申し出でした。 

酒田さんのご厚意で高速道路を使って金沢市の会場まで送ってもらいました。ここでも熱心な参加者の皆さんが待っていて下さり、色々な質疑応答もあり、なんとか無事に3か所の学習会を終え、金沢から最終便の新幹線に乗ることが出来ました。 

駅まで送って下さったのは参加者のお一人加賀市の若い市議さんと知り恐縮しました。翌日メールを頂き2年半前に日本版の件ですでに繋がっていたのがわかり、縁があってついに御会い出来たのだと加賀市との今後の繋がりにも期待が持てました。

 

美浜原発
美浜原発

沢山の方々に大変お世話になった学習会でした。皆さんの話を聞くにつけ色々な事情やしがらみがあって原発反対を声高にあげる事はとても大変なご苦労があるのが分かりました。

それでもあの福島原発事故当時の福島県民、近隣県民の混乱、そして未だに故郷へ戻る事も叶わず辛い思いをしている人々や国、福島県、東電を相手に闘っている沢山の避難者の方達や小児甲状腺がんの若者達がいる現状を知ってもらう事は、原発の多いこの地で今後あってはならない福島原発事故のような事故が起きてしまった時の為に、一人でも多くの人達にチェルノブイリ法日本版の必要性を知ってもらいたいと思いました。未来ある子ども達の為に私達と共に歩んで下さるお仲間に会え、今後に期待したい充実した2日間でした。

 

【報告】9月29日、チェルノブイリ法日本版のさいたま学習会

2024年9月29日午前、浦和駅前の浦和コミュニティセンターで、 埼玉リレーカフェ 主催のチェルノブイリ法日本版の学習会(お話会)をやりました。58名の方が参加。 by  埼玉リレーカフェ                by  藤井 千賀子 さん  午後のアフタ...