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2023年6月13日火曜日

【お知らせ】「チェルノブイリ法日本版」学習会 @ 福井県越前市のご案内

 12 年前の 311 東日本大震災での衝撃的な福島第一原発事故で改めて放射能の怖さ、被ばくの怖さを改めて知ったはずの私たちでしたが、積み上げ続けられた「原発事故健康被害安全神話」に沿って大手メディアもその真実を伝えようとしないことで、多くの人々がその存在さえ知らない311子ども甲状腺がん裁判(原告 2 さん意見陳述はここをクリック)

 

現行「子供被災者支援法」には救済を求める「権利」の言葉は何処にも書かれていなく、 ために原告 7 人のような悲劇は生れています。

 

GX関連電気事業法の国会通過で原発回帰に大きく舵を切り、福島の汚染水海洋投棄を目前に控える今、国際人権法に基づいて「命と人権を守る」ため、原発事故健康被害から、住民そして子どもを守るため、放射能知識なくても、被爆知識がなくても等しく救われる「チェルノブイリ法日本版」の事をより深く知り、原発事故健康被害救済法整備を目指して知識を深め、一刻も早く地方自治体での条例案採択を目指していきたいものです。

 

今回は 市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会 協同代表である柳原敏夫弁護士にお越し頂き「チェルノブイリ法日本版」学習会を企画いたしました。

 

つきましては下記の通りご案内申し上げます。

 

 

「チェルノブイリ法日本版」福井しるんやて会

 

 

日時    2023年 7 15          午後 1 時より 3 時半頃予定

 

場所    越前市民プラザ3F 中会議室

(お車の方は駐車券をお持ち下されば無料となります)

 

連絡先  酒田雅人

( 携帯 090-3292-3356    Email ms1954sm@mx.fctv.ne.jp )

 

会費は頂きませんが、

当日資料代として300円申し受けさせていただきます。

 

 

講師:柳原敏夫(やなぎはらとしお)

 

1951 年新潟県長岡市生れ。法律家。専門は知財(著作権)。20 世紀末、知財が知罪に変貌したのを受け、命の危機を齎すバイオ裁判に転向。311 まで原発に無知だった無恥を知り、命の救済を求めるふくしま集団疎開裁判に再転向。以後、脱被ばく問題に取り組む。

 

「まつもと子ども留学」理事。市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会協同代表。

 

学習会の案内チラシはここをクリック

 



 

 

 

【報告】調布市民活動展「たづくりまつり」(6月9日~11日)で、市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会・調布は、展示と講演会を行いました。

調布市民活動展「たづくりまつり」(69日~11日)で、チェルノブイリ法日本版の会・調布は、展示と講演会を行いました。

9日の和田央子さん(放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会)の講演「イノベーション・コースト構想のまやかし 惨事便乗型の原発事故後始末 福島で何が起きているか」は大きな反響を呼びました。梅雨入り直後であいにくの雨模様の中、関係者および調布市民ばかりでなく、所沢など遠くからも来て頂きました。

講演の中身は、震災と原発事故で壊滅的な被害を受けた福島県浜通りに展開されている復興事業「福島国際産業研究都市(イノベーション・コースト)構想」が、ロボット・ドローン・航空宇宙などハイテク産業を集めているものの、それらは軍事利用の側面を抱えていること。また、「世界初のナショナルプロジェクト」を標榜する大規模除染事業は、汚染土の大部分が再生利用されること。中間貯蔵施設の費用はすでに交付金を含め2兆円を超え、さらに膨張する勢いであること。などでした。

 

           司会の三宅さん

 

           講演中の和田さん

大変衝撃的で、「全く知らなかったことばかりで、まさに次元が違うお話だった」と発言された方の意見が、参加者の思いを代弁していました。

和田さんの情報収集力と構成力は抜群で、衝撃的でありながら理解しやすくお話して下さいましたが、一回ではとても消化しきれないと、後で多くの方から聞きました。

今回、福島の方から直接お話を聞く機会が得られたことは幸いでした。質問者の中に、「福島から避難せざるを得なかった方達はどんな思いで、こんな風に変わっていく故郷を見ているのだろうか」と問うた方がいました。

 

和田さんは「避難された方みなさん、私が聞く避難者の皆さんの望みは、ありのままの故郷、日常を返してほしい、それだけです。戻る方々はその片鱗を求めてわずかな期待を持って帰還するわけですが、いざ戻ってみると、わけのわからないハコモノで変貌した町になっている。こんなはずじゃなかった、というのがごく自然な感情ではないでしょうか」と答えられました。


あらためて原発事故の悲惨さと長期化する棄民政策、それにも拘わらずさらに原発政策を推進しようとしている政府および東電などの大手電力会社、「原子力ムラ」と呼ばれるその取り巻き関係者に、怒りを覚えました。

 

                                            会場での展示の様子

これらの「伏魔殿に巣くう魑魅魍魎」に対抗するには、心ある専門家と市民が情報を共有し、協力して、丁寧に問題点を指摘し、粘り強く異議申し立てを続けていかなければならないでしょう。

「チェルノブイリ法日本版」を国に制定させるまで、各地で市民が主体的に条例作りを進めていきましょう。  

「チェルノブイリ法日本版の会」の活動の重要性を強く感じた次第です。   

 

      原子力発電事故、放射能災害から調布市民の命と健康と暮らしを守る条例(案)

 

調布市 三宅征

2023年6月10日土曜日

【投稿】本会の正会員である下澤陽子さん(兵庫県神戸市在住)の意見を紹介します。

  

どんどん届きにくくなっている避難者、当事者の声。

現実がなかったことになっていく。

そうしておいて、原発大回帰?!

消されてたまるものですか!

 

動画を作りました。

 


 

英語の字幕がありますから、どうぞ英語圏の方々にご拡散ください!もちろん日本語で喋っていますので、日本語圏にも!(笑) フランス語版もドイツ語版もあります。

  

私の他にも、福島からの避難者である森松明希子さん、菅野みずえさんバージョンもあります。ここをクリック 

ご覧になって、ご拡散ください!

 

このビデオは、フランスのNos Voisins Lointains 3.11「遠くの隣人3.11」というNPO、そして、フランスで進められているDoléances atomiques 「核の嘆き」という、核施設の周辺の住民や核実験、原発事故の被害者の声を集めるという企画の国際版で公開してくださっています。

 

 …大回帰、はフランスもですね。

 

私の動画の内容は、私の身に起きてきた現実と、知ってきたことです。

 

まず「みんなのデータサイト」の英語版の冊子を紹介しながら、日本全体や東京都の汚染地区を紹介しています。これが日本でほぼ報道されていないと言うことも。

 

そして今回、三田先生に協力を得て、資料を送っていただいたので、自分の子どもの身に起きてきた事と照らし合わせながら、電離放射線検診に準じた、首都圏の人たちの血液検査の結果のデータ。

 

そして、能力減退症や原爆ぶらぶら病の紹介等をしながら、三田医院脳下垂体ホルモン検査のデータの紹介もしています。

 

低下して戻らない、首都圏の子どもたちの白血球や、好中球の数値(6割にまで低下)

 

体の調子が悪く、副腎皮質ホルモンの低い数値を、ステロイドホルモンで補充しながら毎日を送っている人たち。

 

さあ、これに目をつぶって、

原発大回帰!

言いますか?

世界の人たちに、問いかけたいです!!

拡散お願いします!!

 

【お知らせ】ニュースレター第10号の発行(2024.12.8)

   市民が育てるチェルノブイリ法日本版の会では、全国各地の会員の日々の取り組み、活動を随時、ニュースレターにして発行、賛助会員その他支援者の皆さんに配布しています。 これまでのニュースレター      第1号 -> こちら      第2号 -> こちら      第3号 ->...