2021年11月20日(土)に、避難者と語る「今欲しい チェルノブイリ法日本版」 が開催されました。
40人を超える参加がありました。ありがとうございました。
以下、その報告です。
◆◆動画編◆◆
◆第1部
1、柳原敏夫(弁護士/日本版・共同代表)からの挨拶
2、福島原発事故による避難者の皆さんからの話(日本版の正会員メンバー)
◆第2部
参加者による意見交換
◆◆資料編◆◆
1、柳原が使用した以下のプレゼン資料は(全文のPDF->こちら)
2、当日、時間不足のため、紹介しなかった「人権の発見」についての柳原作成のプレゼン資料(全文のPDF->こちら)。
いままで「人権の尊重」などと口にしていながら、「いかにして人権を尊重するのか」その尊重の仕方については、ボーとしていただけで、殆ど何も考えてこなかった。この点を改め、初めて、人権の存在のあり方について、次の疑問から考えたことを記したもの。
人を愛する時、その人は目の前に実在するものとして、目に見え、触れることもできる。
だが、これまで、
人権を見た人は誰もいない。
手で触れた人も誰もいない。
人権を見た人は誰もいない。
手で触れた人も誰もいない。
人権は愛する人のように存在するものではない。
だとしたら、そのようなものを私たちはどのようにして愛することができるのか。どのようにして大切にすることができるのか。
だとしたら、そのようなものを私たちはどのようにして愛することができるのか。どのようにして大切にすることができるのか。
ただし、
そのような存在のあり方をする「人権」に対し、私たちは直接あるいは直ちに「人権」を発見することはできないのではないか、その「発見」に至る道は、むしろ人権の反対命題である「人権侵害」の発見を通じてしかないのではないか。それは過去の「人権の発見」の歴史的経験から導かれる。
そのほかについては準備中(そのひとつが、人権のない世界の住民と人権の世界の住民を分け隔てるもの、そして両者の分断をつなぐ橋の試み、そして原発事故救済の最も中核となる人権である「生活再建権」の再発見について検討したプレゼン資料「父よ母よ」(未完)はー>こちら または以下の画像をクリック)。